先に白状します。私は副業のためにプログラミングを勉強して、1円も稼げませんでした。今はコードを書けないままAIに作らせて、実際にサイトを公開しています。証拠はこの記事です——今あなたが読んでいるこのサイト自体が、私がコードを書かずにAIへの指示だけで作ったものです。
何か作って稼ぎたい。そう思った私が最初にやったのは、プログラミングの学習でした。そして最初につまずいたのは、コードですらありません。「どの言語を学ぶか」で延々と悩んだのです。やっと選んで教材を始めても、正直まったく理解できませんでした。
気づけば、副業でお金を稼ぐためにやっていたはずのことが、いつの間にか「プログラミング学習」そのものにすり替わっていました。学習は進んでいる気がするので、サボっている自覚もない。でも売り物は何ひとつ生まれない。結果、あの期間の収益はゼロ円です。
もしあなたが今、「作りたいものがあるけど、まずプログラミングを勉強してから」と思っているなら、それは私が通った遠回りの入口です。
状況を変えたのはAIです。作りたいものを日本語で説明すれば、AIがコードを書いてくれます。私がこのサイトを作ったときにやったのは、「こういうページが欲しい」「ここを直して」と日本語で指示を出し、できたものを自分の目で確認することだけです。デザインの調整も、公開の作業も、AIとの往復で終わりました。
プログラミング学習に使うはずだった時間は、そのまま「何を作るか・誰の悩みに当てるか」を考える時間に回せます。そして自作ツールで稼ぐという土俵では、勝負を分けるのは書く力ではなく、そちらです。
SNSでは、エンジニアの方の「最低限コードが読めないとダメ」「AIのコードは汚い」という投稿をよく見かけます。これは彼らの現場では正しい意見です。会社の商用開発は、チームで何年も保守し、障害があれば責任を負う世界。コードの品質に厳しいのは当然です。
ただ、個人が副業の検証のために作る道具は、別の世界のルールで動いています。使うのは自分と最初の数人。求められるのは美しさではなく「早く動いて、悩みを解決するか確かめられること」。この段階に商用開発の基準を持ち込んで、学習で何ヶ月も止まるのが一番の損です。
つまり「コードが読めないと」も「読めなくても作れる」も、両方正しい。土俵が違うだけです。あなたがいるのは後者の土俵です。
順序で考えると、こうなります。まず動くものを作って公開する。使う人の声を見て改善する。そして売上が立つほど使われるようになったら、そのお金でプロに依頼してちゃんと作り直してもらうのもあり——品質が本当に必要になった段階で、品質を買えばいい。エンジニアの腕が要らないのではなく、出番が来るのが後なんです。最初から品質に払って、誰も使わないものを丁寧に作るのが一番の無駄です。
AIに作らせる場合でも、「どこで公開するか」などの大枠だけは決める必要があります。ここで私のように消耗しないでください。分からなければ、次の構成をそのまま使えば足ります。
| 決めること | 迷ったらこれ |
|---|---|
| 公開する場所 | Cloudflare Pages(クラウドフレア社の無料で使える公開サービス。このサイトもここ) |
| プログラミング言語 | TypeScript(AIが最も書き慣れている定番) |
| 作りの土台(フレームワーク) | 記事・ブログ系ならAstro/ログインやデータ保存が要るならNext.jsかSvelteKit |
| データの保存先 | SupabaseかFirebase(無料枠のあるデータ置き場サービス) |
この単語を覚える必要はありません。AIへの指示にそのまま貼れば通じます。コピペ用に置いておきます:
AIは自信満々に間違えます。できたものを実際に触って確認してから人に見せる——ここは誰にも任せられません。
ログインや個人情報を扱うものは事故と責任の重さが桁違いです。最初の道具は「預からない形」で作ります。
「AIが全部やってくれる」ではありません。書くのはAI、確かめて責任を持つのはあなた。この分担さえ守れば、学習ゼロでも作って公開するところまで行けます。私が行けたので。
プログラミングの壁が消えた今、残る問いは1つ。「誰の、どんな悩みに当てるか」です。ここを外すと、作れても売れません。その決め方から課金判断までは、コースにまとめてあります。
全4レッスン 自作ツールで稼ぐ:悩み探しから課金判断まで 「作りたいものから始める」罠、金になる悩みの3条件、最初の10人の集め方