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始める前に確認する2つ目

副業は、
会社にどう知られるのか。

隠し方の記事ではありません。知られる仕組みを正確に理解して、就業規則を確認したうえで始めるための記事です。大企業の副業容認率は5〜6割まで上がりましたが、裏を返せば3〜4割はまだ禁止か未整備。自分の会社がどちらかを知らずに始めるのが、一番のリスクです。

HOW

知られる主な経路は住民税

会社員の住民税は、給与から天引き(特別徴収)されます。市区町村は前年の全所得を合算して住民税を計算し、会社に通知します。副業の所得が増えると、給与額に対して住民税が不自然に多くなり、経理が気づく——これが典型的な経路です。

  • 確定申告時に副業分の住民税を「普通徴収(自分で納付)」にすると、この経路は塞がりやすくなります
  • ただし「普通徴収にすれば絶対に知られない」は俗説です。副業がアルバイトなど給与所得の場合は普通徴収を選べないのが原則で、自治体の運用によっても差があります
  • そもそも同僚の目撃・SNS・本人の雑談など、税金以外の経路のほうが実際は多い。「隠し切る」前提の設計は破綻しやすいと考えてください
CHECK

就業規則の確認手順

就業規則の「副業・兼業」「服務規律」の条項を読む

社内ポータルか総務で閲覧できます。「許可制」「届出制」「禁止」のどれかを確認。

許可制・届出制なら、手続きの様式を確認する

多くの会社は「本業に支障がない」「競業しない」「信用を害さない」が条件。この記事で扱う在宅の資産型副業は、通りやすい部類です。

禁止の場合は、リスクを自分で判断する

法的には、就業時間外の活動を会社が全面的に縛れるわけではないとされますが、懲戒の争いになること自体が大きな損失です。転職も含めて考える論点で、このサイトが「大丈夫」と請け負うことはできません。

LINE

規則がどうであれ、越えてはいけない2つの線

線1 本業の顧客・取引先に売らない

競業避止の典型的な違反で、懲戒の対象になりやすい行為です。副業の客は本業と重ならない場所で見つけます。

線2 会社の情報・データ・資料を使わない

顧客リスト・社内資料・業務データの持ち出しは、副業の可否以前に懲戒・法的責任の問題。「本業の経験」を売るのは良くても、「本業の資産」を使ってはいけません。

SUMMARY

結論

  • 始める前に就業規則を読む。許可制なら手続きをして、堂々とやるのが一番安い
  • 「絶対にバレない方法」は存在しない前提で設計する
  • 競業避止と情報持ち出しの2線だけは、規則がどうであれ越えない

税金側の準備は副業の税金の記事へ。この2つを片付けたら、あとは5つの選択肢から始めるだけです。