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第2章 / 全8章

テーマを決める

レッスン数:5 / 読む時間:約20分 / この章でやること:候補を出し、検索と相場で確かめ、採点して1つに決める

コンテンツ販売の成否は、書く力より先にテーマ選びでほぼ決まります。そしてここが、コース全体で一番難しいところです。だからこの章は「よく考えて」ではなく、書き出す→検索で確かめる→相場を見る→採点する→NG表と照合する、という手順にしてあります。順番にやれば1つに決まります。

2-1 4分

解決した悩みを棚卸しする

テーマは思いつきで選ぶと外れます。実際に金か時間を使って解決した経験があるテーマのほうが、語れる具体的な数字と失敗談を持っているからです。まずは自分の中から候補を出します。

紙かメモアプリに、次の6項目を書き出してください。

項目例
①お金を使って解決したこと高すぎる支出を見直した、外食を減らした、乗り換えて安くした
②時間や手間を使って解決したことやり方を工夫して早く終わるようにした、続ける仕組みを作った
③人に感謝されたことやり方を教えてあげたら「助かった」と言われた
④人からよく相談・質問されることいつも同じことを聞かれる分野
⑤今まさに試している最中のこと結果はまだ出ていないが挑戦中
⑥得意で人よりうまくできること苦もなくできてしまうこと

「書けと言われても出てこない」のが普通なので、埋めた実物を2人分見せます。これはコースの説明用に作った、架空の受講者の例です(実話ではありません)。この程度の平凡さでいい、というのが見てほしいポイントです。

【記入例A:受講者A(30代・一人暮らしの会社員)】
①お金を使って解決したこと:先月の食費が3万円もかかっていると気づき、家計簿アプリで管理を始めた/スマホの料金プランを見直して月々の出費を減らした
②時間や手間を使って解決したこと:在宅勤務中に仕事がだらけてしまう問題を、25分区切りのタイマーで工夫して解決した
③人に感謝されたこと:友人の子どもの寝かしつけに付き合ったとき、自分なりのやり方を教えたら「助かった」と言われた
④人からよく相談・質問されること:簿記の勉強のやり方を同僚から聞かれることが多い
⑤今まさに試している最中のこと:食費を月2万円まで減らせるか、実際にやってみている
⑥得意で人よりうまくできること:特になし(無理に埋めなくてOK)
→候補:食費の記録/スマホ料金の見直し/在宅ワークの効率化/子どもの寝かしつけ/資格試験の勉強法

【記入例B:架空の記入例(人物は特定しない)】
①お金を使って解決したこと:スマホの月額料金が高いと感じ、乗り換え先を比較して申し込んだ
②時間や手間を使って解決したこと:乗り換え手続きで詰まった箇所を、自分なりに整理して乗り越えた
③人に感謝されたこと:家族に乗り換えの手順を教えたら「助かった」と言われた
④人からよく相談・質問されること:スマホプランの選び方を聞かれることがある
⑤今まさに試している最中のこと:乗り換え後の使い心地を確認している
⑥得意で人よりうまくできること:料金プランの比較が苦にならない
→候補:スマホ料金の乗り換え

記入例Aのように、1つの項目から候補が複数出てもかまいません。逆に⑥のように空欄の項目があっても大丈夫です。

課題

上と同じ6項目を、自分の言葉で作業シートに書き出してください。書けない項目は空欄のままで構いません。

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2-2 4分

困っている人を検索で確かめる

棚卸しで出た候補は、まだ「自分だけが困っていたこと」かもしれません。他の人も同じことで困っているかを検索で確かめます。誰も困っていないテーマは、どれだけ丁寧に書いても有料では読まれません。

「候補のテーマ+できない/続かない/やり方」で検索する

Q&Aサイトや SNS で、同じことに困っている人の生の声が出てくれば合格です。例:「食費 節約 続かない」で検索すると、同じ悩みの投稿が大量に出てきます。

1章で使った「有料」絞り込みで、候補のテーマを検索する

同じテーマの記事がすでに有料で販売されていたら、それは競合ではなく「お金を払う人がいる証拠」です。1本も見つからないテーマのほうが、むしろ警戒が必要です。

候補が複数ある場合は、全部について同じように検索してください。1つずつ確かめておくと、次の2-4の採点がそのまま埋まります。

課題

2-1で出した候補それぞれについて検索し、「困っている人の声が見つかったか」「有料で販売されている記事が見つかったか」を1行ずつ作業シートに書いてください。

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2-3 4分

候補の相場をnoteで調べる

「困っている人がいる」と分かっても、いくらなら払われるかはまだ分かりません。1章の1-2で使った観察シートを、今度は自分の候補テーマに当てはめて相場を掴みます。

1-1と同じ手順で、候補のテーマのキーワードを「有料の記事」に絞り込んで検索する

検索窓にキーワードを入れ、「すべての記事 ▾」から「有料の記事」を選びます。

出てきた記事を数本、1-2の7項目観察シートでざっと見る

今回は全項目を埋めなくても構いません。①価格と④見出し構成だけでも十分な材料になります。

自分の目で確かめる前に、全体の相場感を知っておくと迷いにくくなります。私たちが50本の有料記事を価格が分かる形で調べたところ、次のような分布でした。

価格帯割合
〜300円未満10%
300〜499円10%
500〜999円46%
1000円以上34%

中央値は880円で、500〜999円のレンジが最も本数が多く、約半数を占めていました。ただしこれは50本全体の傾向であって、あなたの候補テーマにそのまま当てはまるとは限りません。必ず自分の目で、そのテーマのジャンルの記事を確かめてください。

課題

自分の候補テーマで「有料の記事」に絞り込み、見つかった記事の価格を3件以上、作業シートにメモしてください。1件も見つからなければ、それ自体をテーマ選びの判断材料にしてください(次の2-4で使います)。

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2-4 4分

採点して1つに決める

候補が複数残ったままだと決められません。ここで機械的なルールに落とし込み、迷いをなくします。

候補を縦に、次の5項目を横に並べて、○(2点)/△(1点)/×(0点)を付けてください。

採点項目見るところ
需要2-2で困っている声が見つかったか
自分の実績(語れる数字)実際に金か時間を使って解決した、具体的な経験があるか
継続できるか1回で終わる話か、続けられる話か
競合の少なさ2-3で見た有料記事の本数・切り口の重なり具合
NGテーマに触れないか次の2-5のNG表に当てはまらないか

ルールは2つだけです。×が1つでもあれば脱落。合計点が同点の場合は、「継続できるか」の点が高いほうを選ぶ(飽きずに続けられるほうを優先する)。

記入例として、受講者A(2-1で棚卸しをした架空の受講者)が実際に採点した結果を見せます。

候補テーマ需要自分の実績継続できるか競合の少なさNGに触れないか合計判定
食費の記録○2○2○2△1○29採用
子どもの寝かしつけ△1△1○2△1○27次点
スマホ料金の見直し○2○2×0○2○2―×で脱落
在宅ワークの効率化△1×0△1△1○2―×で脱落
資格試験の勉強法○2×0○2△1○2―×で脱落

「スマホ料金の見直し」は継続できるかの軸で×になり脱落しました。乗り換えは1回で終わる行動で、4週間も続ける動機がないからです。ただしこの"1回で完結する"という性質は、そのまま数日で検証を終えたい人向けのテーマになります。次の第3章で、この2つの型(じっくり型/数日型)を両方とも実演します。

課題

自分の候補それぞれを上の5項目で採点し、テーマを1つに確定してください。確定したテーマを作業シートに書いてください。

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2-5 4分

踏んではいけないテーマを避ける

決めたテーマが法律や規約に触れるものだと、後になって全部やり直しになります。公開前に必ず照合してください。

NGパターン理由
調べてまとめるだけのテーマ自分で検証できないものは全部これに落ちる。AIが無料で出せるものと同じになる
医療・美容効果・投資助言広告表現や資格の規制がある領域。踏まない
「儲かりそうだから」だけで選んだ興味のないテーマ続かない
複数テーマを同時に選ぶテーマは必ず1つ。当たらなかったら変えればいいだけ

1つでも当てはまったら、2-4に戻って次点の候補を選び直してください。当たらなかったらテーマは変えられるので、ここで悩みすぎないでください。

課題

2-4で確定した自分のテーマを、上のNG表と1行ずつ照らし合わせてください。当てはまるものが無ければそのまま次の章へ進めます。

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